めんそーれ沖縄。寒いと死ぬヤスコです。今年は日本でやりたいことがあったので早めに帰って来たのですが、あまりの寒さに沖縄に緊急避難しています。
4月の沖縄、人々はすでに泳ぎ始めています。
どうも面子がムサい。男子体育大学の春休み合宿かな。一人ぐらいビキニ女子もいてくれ。
今回は那覇に滞在しているのですが、沖縄って日本の中では安宿がかなりたくさんある方ですよね。
たくさんあるけど…、不思議と”激戦区”って感じが…なくない?
悪口になってしまったら申し訳ないんだけど、数がたくさんあっても切磋琢磨して全体のクオリティが上がるっていう感じがあんまりしないというか、良く言えばそれぞれがマイペースにやっているという感じ。リゾートホテルの方はまだ切磋琢磨感がありそうだけど。(泊まってないのでわかりません)
ということで「那覇に滞在するならココ」というお気に入りの宿がずっとなかったんだけど(家あったしね)、今回は妙に居心地のよい宿が見つかったので日記にしたためます。
書いとかないと忘れちゃうからね。記憶力が虫なので。
その名は「民宿たつや旅館」
那覇市辻のエリアにある民宿たつや旅館。ザ・民宿という感じの外観。
リビングルーム(パブリックルーム)の様子。三線が好きな猫さんがいます。
女性専用ドミトリールームの様子
こちらドミトリー部屋は一泊1500円とかなりお安いのですが、残念ながらドミトリーは女性用しかないのです。女でよかった。女に生まれた喜びをここで噛みしめよう。
なんと一段ベッドだ(一段ベッドって言うのか)。寝心地もかなりよい分厚いマットレスで、布団も厚くフカフカ。さらに一級遮光カーテンでベッド周りを囲めます。
1500円としては破格の設備。
ドミ部屋にある、旅館のあのスペースみたいなテーブルセット。旅情がある。
ゆ・ぶ・ね♥
なんとこの宿、ドミ部屋でも湯船があります!ヒャッホーーーーー!!1000点!!!!
そうよ私は湯船があれば何でもいい女。(さそり座の女の曲で)
念のためオーナーさん(通称マスター)に「湯船に浸かっても…?」と聞いたところ快くOKしてもらえました。あんまりお風呂に入られると、下手したら足が出ちゃうもんね。
シェアハウスなどで暮らしている時は、明らかに使う湯量が多いので、多めに光熱費を払うことにしている。
その他の設備 無料洗濯機、レンタル自転車
なんと洗濯機も無料だ。嘘やろ。
気持ちのいい屋上。洗濯もの干し場がめちゃ広。
なんとレンタル自転車も無料だ。本当に儲けが出ているのか心配になってくる太っ腹っぷり。
シングルルームの様子
泊まってないけどチラッと見せてもらったシングルルームの様子。一名一泊4000円。
二名一室でのご利用だと一泊5000円とのこと。連泊でお掃除が必要なければ10%割引。
ということは男性の場合は最低料金は一名一泊2250円ですかね。
こじんまりとしてるけど居心地良さそう。
ちなみにツインルームもある。ベッドを一つ足してトリプルルームにもできるみたい。ゲストハウスと違ってご家族や小さなお子さん連れのお客さんも多い。
詳しくは公式サイトのご宿泊料金のご案内ページを見てくれ。
個室の部屋には専用のバスルームがある。
他の人と時間被りを気にせずいつでもお風呂に入れる権利が得られる。王かよ。
たつや旅館のいいところ
バスタオル・フェイスタオル、シーツを毎日交換してもらえる
嘘でしょ…この価格帯だったらタオルが付いてくるだけでも御の字なのに、そこまでやって大丈夫?ちゃんと儲けある??無駄に心配してしまいます。
タオルならまだしもベッドシーツさえも毎日交換しようとしてきます。ドミトリーの連泊なのによ?
オーナーさん(通称マスター)が超々キレイ好きだからのよう。
なんだかつい、つられて自分も一日一日を丁寧に生きよう…という殊勝な気持ちになります。
気持ちになるだけですが。
朝食が無料でついてくる
シークヮーサージャムがうまい(ところでシークヮーサーの表記揺れ問題って最近どうなってます?「シークァサー」とか「シークワシャー」とかさ…。とりあえずWikipediaに準拠してみたけど)
コーヒー紅茶、冷蔵庫に入ってる飲み物類も無料で飲める。本当に、本当に儲け出てる?
関係ないけど玉城牧場牛乳はうまい。スーパーで売ってる沖縄の牛乳の中では宮平の低温殺菌牛乳の次ぐらいに好き。
晩ご飯もうまい
+1500円で夕食がついてくる。女子ドミの宿泊料と同じなので値段が倍になっちゃうけど、沖縄産の素材にこだわった丁寧な料理がサーブされてきてこりゃええわ。
ちなみにこの日のメニューはステーキ、沖縄もずく、ハンダマのサラダ(※ハンダマは表が緑で裏が紫の沖縄のお野菜だよ)、アーサ(あおさ)と島豆腐の汁物、ジーマーミ(ピーナッツ)豆腐、タンカン(大きい柑橘類)、などなど。
看板猫がかわいい
三線が大好きな看板猫さんのサンゴちゃん。
野良の猫さんの接客対応もされている。
三線の近くで眠るのが大好き
晩酌の時間には参加してくれるサンゴさん
この世のしあわせ、それは眠る子猫 pic.twitter.com/wbLsK5Rl45
— 寒い@沖縄 (@yasucold) 2018年4月4日
マスターのキャラ
オーナー(通称マスター)がかなりいいキャラだ。
とにかく暖かい人柄、そしてキレイ好き。なのでリネン類はいつも洗いたてだ。
リクエストすれば三線を弾いてくれる。たまにリクエストされなくても弾いている。奄美出身のオーナー、三線もだけど唄もうまい。
ちなみにマスターの名前はたつやではない。ではたつや旅館という名前は一体どこから来たのか。
うっかり聞き忘れてしまった。謎は謎のままだ。この謎はぜひ君自身で確かめてほしい。(?)
波の上ビーチと波上宮が近い
「ちょっとお散歩」の距離で波の上ビーチに行けるのがアツい。徒歩9分だ。
ちなみに波上宮から徒歩1分の景色はこんな。
このエリア、一歩入ると沖縄一のホテル街・風俗街なのよね。
聖なる場所のすぐ横に性なる場所がある。エネルギッシュだ。
辻の風俗街、値段直すの面倒で片方しかやってないってコトまあまああるとは思うけど、この距離だったらさすがに2つとも直さない?でも沖縄のそういうところが大好きです… pic.twitter.com/ylzipTOpsI
— 寒い@沖縄 (@yasucold) 2018年4月7日
最寄り駅徒歩12分、空港までたった30分
最寄りのゆいレール駅、旭橋駅からも徒歩12分だ。那覇空港から宿までなんと30分。
全てのバスが集まる那覇バスターミナルからも近くて、どこに行くにも不便さはない。
たつや旅館はこんな人にオススメ/オススメしない
▼こんな人にオススメ
- 那覇市内に滞在したい
- 女性で、宿代を安く済ませたい人
- 湯船に浸かりたい
- 猫好きな人
- スーパーでよく買い物する(近くにスーパーりうぼうがある)
- 泡盛、お酒が大好き(500円で飲み放題)
- 車がある人(駐車場一泊500円)
▼オススメしないケース
- 猫アレルギーの人(悲しいけれど…)
- 自炊がしたい人(キッチンはあるけど自由に使えないタイプ)
地図
たつや旅館の場所はこちら。超大盛りで有名な波布(はぶ)食堂とかも割と近所。
ほっともっと弁当の角、この小さな看板が目印です。
たつや旅館公式Webサイトがまた歴史を感じさせてくれて、いいんだこれが…。旅情を感じてくれ。
すごく読みやすい!そして分かりやすい!
う、うれしい!!ありがとう!!!!