タイからこんにちは。
バンコク、それは安宿の聖地。
バンコク…それは世界有数の宿屋のレッドオーシャン。
バンコク……一体何軒ホテルやゲストハウスなどの宿屋があるんだろう…。興味本位で数えてみたいけど絶対ムリ。
そんな星の数ほど宿屋があるバンコクで「暫定1位」を決めるなんて恐れ多いも多いのですが、私自身はたかだか15軒ぐらいにしか泊まったことがないので、その中から1位を選ばせていただきました。な~んだ。
ちなみに、暫定なので今後もっと良い宿が見つかったら順位が変わる可能性があります。
その名はプティホステル(petit hotel guest house hostel bangkok)
宿泊料金は予約時期にもよりますが、大人1名ドミトリー1泊160バーツ(現在約550円)から。
かなりお安めの価格帯だと思うのですが、クオリティがすごく高い。
ここです。
外観。
広々とした吹き抜けの1階受付。
もう居心地のよさがすごい感じのロビーのソファ。
壁に描かれた付近のマップには、近所にTOPSマーケットやイオンのスーパー、船着き場や最寄り駅の場所が描かれています。
最寄りのイオンにはサーモンのおにぎりやお寿司が売られていて、夜には半額シールが貼られるので、時々訪れる寿司食べたい欲も満たせるのです。
そして
安宿にしては珍しい、この眺めの良さ!
うっかり初手で好きになってしまった時のツイート。この日は皆既月食でした。
バンコク都市部にいると何だかんだ誘惑があってお金を使っちゃうので今日から川向こうのお安い宿(160バーツ)を取ったんだけど、宿屋のおじさんに館内案内されながら最後に屋上に出て「ほらチャオプラヤ川、明日はここに満月が昇るからきっと綺麗だよ」と言われて完全にこの宿好きになっちゃった。 pic.twitter.com/Irnx87H5ra
— 寒がりヤスコ (@yasucold) January 30, 2018
ベンチとテーブルがあり、流れゆく船を見ながらいくらでもダラダラできる。
(昼は暑いので夜にね、蚊避けスプレー持ってね)
川と宿の間の空き地に他の建物が末永く建たないことを祈るばかりだ~。
宿の設備
キッチンが意味なく2つもある(意味なくはない)。大きな冷蔵庫も2台にシンクも2つ。
防災上の観点かコンロはないけど、電子レンジとトースターと電気ケトルがあり、コーヒーと紅茶と袋ラーメンが無料で飲めたり食べたりできます。(袋ラーメンは人気なのか時々なくなる)
水道には浄水器がついてて、水も無限に飲めます。
最近の安宿には飲料水が無料でいただけるタイプが増えましたね。水飲み魔には大変ありがたく、なにより、なによりです。
キッチン横の机や椅子やソファがあるスペース。
我々はここを「勉強部屋」「自習室」と呼んでいました。
この宿全体がそうなのですが、風通しと採光がとってもよくて心身ともにスッキリとし、普段仕事嫌いな私がなんと珍しいことに連日バリバリと仕事をしてしまい、毎年グスグスになっていた確定申告までかなりの前倒しで片付いてしまい、「こんなヤスコ初めて見た…」と言われていました。私も初めて見ました。
風水か?風水がいいのか…?
おかげでできたのがこのサイトです。ありがとう、プティホステル。
宿泊機能のあるコワーキングスペースとさえ言ってよいかもしれない。
お仕事に疲れたら、窓の外を見る。
チャオプラヤ川をどんぶらこと船がゆっくり走っているのです。(たまにスピードボートもいる)
夜もNice boat. pic.twitter.com/bC5l3IKljS
— 寒がりヤスコ (@yasucold) February 6, 2018
他の設備は…
レンタル自転車も無料。なんとデポジット(保証金)もいらなかった。デポジットぐらい取ってもよくない…?
安宿にありがちな整備不良、錆び錆びでブレーキが効かない、タイヤはパンク寸前・・・なんてことも全くなく、空気も満タン準備万端。
自分の鍵を使うスタイルのロッカー。安心安全。
鍵持ってなかったら、近くの屋台や市場で売ってるのを買ってこよう(宿屋のスタッフに聞いたら鍵とか貸してくれそうな感じする)
洗濯機の利用は一回30バーツ(約100円)でした。
屋上にも物干しスペースがあるけど、上まで上がるのがめんどくさいとか雨の日はここに干したらいいんじゃないかな。
シャワーの水圧と水温も合格。特に水温の方は電気給湯器がシャープ製。
日本製=良いという思い込みもできなくなってきた時代ですが、電気給湯器に関しては日本製は大体いつもパワフルでよくやっとるなと思います。
途中で水温が下がることが少ないんだよね。長風呂(長シャワー)派にはありがたいことです。
シンプルがら小綺麗な洗面台。
おっ、さてはここに緑の屋根を作る気だな?
じっくり宿を育てていこう、というオーナーさんの気概を感じる。
ベッドルーム
採光が最高(言ってしまった…)のドミトリー部屋。
ベッドにカーテンがないので、バンコクの夜を遊び倒して昼まで寝たいライフスタイルだと不向きだけど、早寝早起きしたいタイプの人には良いです。
私は中間ぐらいなので、薄手の大判ストールをカーテン代わりにかけてました。
相部屋が苦手な人にはダブルルームもあるよ。シングルルームはないっぽい。
プティホステルのデメリット
自分的にちょっとイマイチだったのは
- ベッドにカーテンがない(冷房避け、視線避けなども含めて、寝台車みたいなカーテンが付いてるベッドの方が好き)
- キッチンにコンロがない(まあ料理しなかったけどね)
- 宿泊人数に比べてトイレ・シャワーの数がやや少ない
こんな人にオススメ/オススメしない
▼オススメするケース
- バンコクにはいたいけど、メガシティの喧噪と空気汚染に疲れてきたので静かに余生を過ごしたい
- 早寝早起き、健康的な暮らしがしたい
- ワット・ポーやワット・アルンなど、チャオプラヤ川沿いの場所に行ったり、船に乗って遊びたい
- 安くてキレイな宿に泊まりたい
▼オススメしないケース
- 交通が便利な場所がよい
- バンコクの夜はがっつり遊んで、朝はゆっくり寝たい
- キッチンで火を使う料理がしたい(IHもなかった)
- 湯船に浸かりたい
- 日本語ができるスタッフさんはいないので、日本語対応が必要な場合
実際に使った予約サイトだよ
Booking.comでプティホステルのページを見る
DeNAトラベルでプティホステルのページを見る
場所はここだよ。
すぐ近くに市場もあって便利だよ。
クロンサン市場(Market Klongsan Plaza)
ご飯食べるトコも服屋も床屋もドラッグストアもある。向かいにセブンイレブンもマッサージ屋もある。
なにもないようでなんでもある。すごい。
お隣に建設中の大きな商業施設、アイコンサイアム(ICON SIAM)。
次来る時にはもっと便利になっちゃうぅ…
姉妹店かな?タイニーホステルホステル
壁のポスターによると、川の向こう側にあるTiny Taladnoi Hostelは同じオーナーさんによる姉妹店なのかもしれない。
こちらもすごくキレイで居心地がよさそうで、レビューも高得点だったので一度泊まってみたいな。
Booking.comで室内の写真を見るとベッドが全部隠れるカーテンが付いてたから、Tinyさんの方が寝やすいかもしれない。
仕事ができなくなったらまた来よう。(いつもでは?)
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