大晦日のホーチミンからこんにちは。
ベトナムに来るとなぜか毎回かかる呪いがあります。
それは「ホーチミンから出られない呪い」。
と言ってもトラブルや何かのせいではなく、何故かダラダラと過ごしているうちにベトナム出国日が来てしまうのです。(ダラダラしているからでは?)
なぜホーチミンから出られないのか?
ここで一度呪いの正体を暴いてやろうと考えた結果、以下のような理由が思い当たります。
1.気温が理想的
はい出た。
もうこれが答えなのでは?
ベトナムの国土は南北に長いので、1月ぐらいに北部に行くと非常に寒いそうです。もちろん行ったことはないので伝聞です。そんな寒いところに行けるわけがない。(※4月~10月はそうでもない、というかむしろ暑いそうですよ)
1~2年前などはハノイで雪が観測されたそうです。つらすぎるのでニュースへのリンクも張りません。気になる方は各自検索してみてください。私は寒い情報など1ミリも見たくないので検索しませんが…。
ここでホーチミンの年間気温を見てみましょう。 出典:旅行のとも、ZenTech
はい理想的。4、5月の辺りが若干暑すぎないか?という気もしますが、年間を通して最低気温が20℃を下回っていませんね。これは、「お前の前世の死因は寒さか?」というぐらい寒さを憎んでいる人間には理想郷と言えますね。
2.公園でのエクササイズがすごい
タイでも夕方にエアロビをしている姿を見ることができるけど、ホーチミンの文化公園では朝も夕方もやっている。
心なしかエクササイズに励む人達の体格もキレイな人が多いし、動作もタイよりキビキビしている。さすがアメリカに勝った国は違うななどと妙な感心をしてしまいます。
公園には運動用のマシンが設置されていて、実際に使っている人も多い。いつ見ても誰かがエクササイズをしている。
朝の光を浴び太極拳に勤しむ人達もいる。グッドな朝だ。
3.必要なものがそこそこ揃う
ちょっとした電化製品や服などの買い物はもちろん、次に行く国へのビザ申請ができる大使館など、タイのバンコクほどではないけど物がそこそこ手に入って便利シティ。
ビザ申請は数日かかったりするので、土日を挟むと一週間などす~ぐ消えていきます。
4.飯がうまい
飯が・・・うまいんですよ・・・
最近食べておいしかったもの、ヤギの香草蒸し。
最近食べておいしかったもの、朝ステーキ3万ドン(約150円)。
5.飯のジャンルが広すぎる
ホーチミンに来てみて一番驚いたことがコレ。
ベトナム料理が美味しいとは聞いていたけど、中華にフレンチ、気軽に食べれるジャンルの範囲が広すぎる。
ロシアンマーケットなどロシアンなエリアもあるので、ロシア料理なども噂に聞いております。ビーツの入ったボルシチ食べに行きたい。
6.フレンチが安くてうまい
特にフランス料理には「なんてこった・・・こんなクオリティのフレンチが1000円ぐらいで食べれるのか・・・」と衝撃を受け、頭の中では東映ロゴのバックの大波が押し寄せます。
↑これです
フレンチに舌鼓を打っていると思わず、他国の植民地であったことは悲しい歴史のはずなのですが、フランスの占領下におかれたことがあってよかった・・・と不謹慎な気持ちに。
7.スイーツのレベルが高い
東南アジアにいるとたまに出てくる不満が「美味しいスイーツのお店が少ない」or「美味しいスイーツは高い」。
ええトコのホテルなんかに行けばそりゃあ美味しいスイーツはいくらでもあるんでしょうけど、ゴージャス枠に行きたいワケではないんや。
というワガママ貧乏舌の持ち主も、ベトナムのスイーツの選択肢の広さには思わず笑顔(✿◜◒◝ )。
・カラメルの代わりにベトナムコーヒーがかかったプリンのバインフラン
・冷たい具沢山のぜんざい?あんみつ?みたいなチェー
・カカオ栽培も国内で行われているチョコレート
・おフレンチの流れを汲むケーキやマカロンのスイーツ達
こんな謎ケーキもあるけど。
これは蓮根と海藻とハスの実とクワイと何かが入ったチェー。
8.パンもうまい
おフレンチの影響はパンにも出てるっぽくてパンも美味しい。
というかまずバインミーが最高に安くて美味しい。
こんなに具沢山なのに2万ドン(約100円)~3万ドン(約150円)で買えてしまうの、不思議。
パンの片側にはべーっとミートパテが塗ってある。リッチテイスト。
あ、あと乳製品のレベルも不思議と高いんですよね…。こんな暑い国なのに、なぜ。
これはお気に入りのダラット・ミルクのヨーグルトの無糖。
ダラットはベトナムの軽井沢などと呼ばれている高原地方です。寒そう。
9.飯が安い
安いんですよ・・・
タクシー、Uber、Grab、バイクタクシーが安くてすぐ来るので移動が楽
ベトナム、タクシーがすんんごく安い。日本だったら徒歩20分だったら「ちょっとダルいけど歩くか」ってなるじゃないですか、タクシー高いし。
でもベトナムだったらそれぐらいの距離が200円ぐらいで済んじゃうからすぐタクシー乗っちゃう。暑いし。
しかもホーチミンにはUber、Grabが大量にいるので、安全面からタクシーに抵抗がある人にもオススメ。
バンコクもタクシー、Uber、Grabみんないるけど、バンコクは渋滞がすごくて意外と時間がかかってしまったりしますよね。
ホーチミンは街中バイクだらけで混んでるように見えるけど、流れが早くて案外渋滞してない。
渋滞対策としてはバイクタクシーなら尚良し。
バンコクでバイタクに乗ると”車がメインの道を縫う”ように走る感じがして結構怖いのですが、ホーチミンの道はバイクが主流なせいか、不思議とそこまで怖くないんですよね。いやタクシーよりは怪我リスク高いでしょうけど。
11.飯がうまい
さっきも言いましたよおばあちゃん。
飯がうまいと。
まとめ
以上、ホーチミンから出られない理由はなんと11個もありました。
これは出られなくても仕方ないですね。
ところで今日2018年の2月15日はテト(旧正月)の大晦日なんですけど、ワタクシは今ニャチャン行きの夜行バスチケットを手にしており、帰省や旅行のベトナム人(や中華系の人々)の大移動でごった返す中戦々恐々としながらニャチャンに行ってまいります。
それでは!
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